久々の更新になりました。

久々の更新になりました。
一般的にキャンバスに油絵を描く事が多いと思います。
…ですが、彼女は板に描いています。
キャンバスと比べると当然硬いですが、それが油絵を描く上で悪いわけではありません。しかし、描いたときの感触は違います。要は何に描くかによって自分を変える(順応させる)ことが出来れば良いのです。この事を意識すれば強みになります。煮詰まった時、画材や道具を変えることで新しい自分が引き出せるからです。

こんな細かい部分を描きつつ、全体も意識して制作しているはず…!
この作品の全体を見るとそうとしか思えません。


彼女はまだ高校生です。
絵がかきたい。上手くなりたい。といって探しまわってここにやってきました。
自分の意思を明確にし、そのために行動する高校生を応援しない訳にはいかないです。
それから、応援されない人の条件もあるような気がします。
それは、意思だけを口にして行動しない人。行動している人に水を差す人。言い訳を先に準備して行動する人。できない理由を探し、出来る為の方法を探さない人。

まあ、とにかく彼女は応援するに値する高校生です。この熱い夏を乗りきれば体力もつくからまずはそこから…。がんばれ!


彼は頭の中のイメージをたどるような制作をしていましたが、実はなかなか頭の中のイメージは形にならないし、上手く出せたにしてもそのイメージを超えないと満足感は薄いと思います。
最近彼は表にでた表現を更に膨らませていくやり方を覚えてきました。
こうなると、ハプニングを味方にすることもできます。

彼女はいったん作り上げた作品のイメージを壊す事を恐れません。
作る作業と壊す作業を繰り返しながら折り合いをつけたり、新しい発見をしたりします。
そして、必ず前進してその日の制作は終了です。
この後ろ姿、また一歩踏み出す心構えは整った様に見えます。